お施主様から 「キッチンが古くなり、扉も壊れてしまったので新しくしたい。」 「食器類や調理道具などが多いので収納を確保したい。」 「南側に隣接しているリビングと行き来するのに廊下を通て行くので大回りになるので、キッチンからリビングに直接行き来できるようにしてほしい。」 などのご要望がありました。
キッチンは、以前と同じL型を採用しました。 窓の位置・サイズを変更して、断熱性能と耐震性能を高めています。 キッチン側の壁はマグネットタイプのキッチンパネルを張り、その向かい側は杉板の腰壁を張って暖かみのある空間に仕上げています。 建具は腰板と同じ杉材です。 腰板の見切り・幅木の高さと、建具の下残・中残が同じに高さになるようにデザインしています。 床材はヒノキの無垢材で仕上げています。
以前と同じ、L型の配置のキッチンですが収納力も増えてよかったです。吊り戸はムーブ式の収納なので、高い位置の収納も有効に使えます。窓を小さくしたが、以前より明るくなったような感じがします。腰板と無垢床材にしたことで暖かみのあるキッチンになりました。